nodistをインストールする方法
nodist
nodistはWindows環境用のNode.jsのバージョン管理ツールです。複数バージョンのNode.jsをインストールすることができ、簡単にどのバージョンを使うか切り替えることができます。
nodistのインストール
リリースページからWindows用のインストーラーをダウンロードします。
現時点での最新版はv 0.9.1です。ダウンロードしたインストーラーを実行してインストールを行います。インストールが完了したらコマンドプロンプトを開き、下記コマンドでnodistのバージョンを確認します。
> nodist -v 0.9.1
Node.jsのインストール
次にnodistでNode.jsをインストールします。dist
コマンドでインストール可能なNode.jsのバージョンが確認できます。
> nodist dist 0.1.14 0.1.15 0.1.16 ~省略~ 14.14.0 14.15.0 14.15.1 15.0.0 15.0.1 15.1.0 15.2.0 15.2.1
現時点でのNode.jsのLTSは14.15.1
なので、これをインストールします。インストールするには下記のように+
とインストールしたいバージョンを指定します。
> nodist + 14.15.1 14.15.1 [===============] 55119/55119 KiB 100% 0.0s 14.15.1
インストールしたらどのバージョンを使用するか明示する必要があり、今回はインストールしたv14.15.1を使用するように、下記コマンドでバージョンを決定します。
> nodist 14.15.1 14.15.1 14.15.1 (global)
Node.jsのバージョンを確認します。
> node -v v14.15.1
npmのインストール
npmも同時にインストールされています。下記コマンドでnpmのバージョンを確認すると6.9.0
がインストールされていることがわかりました。このバージョンでもいいのですが、インストールしたNode.jsのバージョンと合わせておいた方がいいのでnpm match
コマンドで別のバージョンをインストールします。
> npm -v 6.9.0
npm match
コマンドを実行すると、インストールしたNode.jsに最適なバージョンのnpmをインストールしてくれます。
> nodist npm match npm match https://codeload.github.com/npm/cli/tar.gz/v6.14.8 [============== ] 5177/5507 KiB 94% 0.1s
npmのバージョンをもう一度確認すると6.14.8
がインストールされたことがわかります。
> npm -v 6.14.8